2008年米大統領選という、おそらく2008年に最も世界から注目されたイベントが終了しました。結果は民主党のバラク・フセイン・オバマ上院議員(47歳)が、選挙人の過半数270人(/538人)を遥かに上回る338人以上(まだ正確な数値は出ていないようです)を獲得し当選しました。
上下院選挙の結果、議席数は上院が民主56議席・共和40議席、下院が民主251議席・共和173議席となりました。11州で行われた知事選でも、共和党知事が引退したミズーリ州で民主党候補が当選し、全米の知事勢力は民主党が+1で29州、共和党が-1の21州となっています。
オバマ氏は圧倒的な国民の支持、磐石な上下院・知事の基盤を得たことになります。国外でも彼は中東諸国の強い支持があるとされ、秋の金融危機で中東のSWF(Sovereign Wealth Fund・ソブリンウェルスファンド:政府が出資するファンド)が春の様に活躍しなかったのは、現共和党政権の失策を際立たせ、民主党候補であるオバマ氏を支援するための、中東の思惑があったとも言われています。オバマ氏勝利により、中東のSWFが動き出すことが期待されています。
事実、11/1(土)から、ブラウン英首相が中東3カ国(サウジアラビア、カタール、UAE)を訪問し、金融危機沈静化のためのIMFの財源強化への資金拠出を求めています。
しかし、相場を見ると、祭りの後のお手並み拝見相場とでもいった状態です。欧州株(-2〜-4%)、米国株(-5%)は下落、本日のオセアニア・アジア株も軒並み前日比4〜7%の下落で推移しています。為替も円高方向に動き、11/4(月)頃の水準に戻っています。選挙前の上昇分を利喰う動きが出ているということでしょうか。
本格的な“Buy on anticipation(期待)”相場が始まるのはオバマ氏が新大統領に就任する2009年1月20日(火)前後となるのかもしれません。ただ、サプライズ人事で前倒しされるのではないかと噂される新財務長官任命の動きなど、約2ヶ月半の間にも色々と材料は飛び出してきそうです。こうしたプラスに働きそうな材料だけでなく、世界各国の景気悪化を示す経済指標もまだまだ出てくるでしょう(本日発表のオセアニア2カ国の失業率等は市場予想よりは良かったですね。だんだん強弱入り乱れてくるのでしょうか)。
相場の潮の変わり目がどこで起こるのか、じっくりと見極めていきましょう。
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上下院選挙の結果、議席数は上院が民主56議席・共和40議席、下院が民主251議席・共和173議席となりました。11州で行われた知事選でも、共和党知事が引退したミズーリ州で民主党候補が当選し、全米の知事勢力は民主党が+1で29州、共和党が-1の21州となっています。
オバマ氏は圧倒的な国民の支持、磐石な上下院・知事の基盤を得たことになります。国外でも彼は中東諸国の強い支持があるとされ、秋の金融危機で中東のSWF(Sovereign Wealth Fund・ソブリンウェルスファンド:政府が出資するファンド)が春の様に活躍しなかったのは、現共和党政権の失策を際立たせ、民主党候補であるオバマ氏を支援するための、中東の思惑があったとも言われています。オバマ氏勝利により、中東のSWFが動き出すことが期待されています。
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≪欧州3地域の利下げは株・為替にどう影響する?−英国1.50%の利下げ(3.00%へ)、スイス0.50%の利下げ(2.00%へ)、ユーロ圏0.50%の利下げ(3.25%へ)
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2000年の情報錯綜の二の舞を警戒中?−米大統領選・メディアはオバマ氏当選確実を伝え始めるも、為替は鈍い動き・日本株の後場、欧州勢の参入する15時以降が正念場か!?≫
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